フランス大統領選挙、極右ルペン対中道マクロン決戦の行方は?

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フランス国旗
イギリスのブレグジットに始まり、最近何かと変化の多いヨーロッパですが、フランス大統領選挙も世界中で注目を集めています。
アメリカ大統領選挙以上の注目度という専門家もいます。

アメリカでは「アメリカファースト」を掲げるドナルド・トランプが、大方の予想を覆して大統領に就任。
もしフランスでもルペンが勝てば、イギリスに次ぐEU脱退が予想されるためです。
ただ、イギリスと違ってフランスはこれまで、ドイツと並んでEUの主要国だっただけに、大統領選挙の行方にはヨーロッパの命運がかかっているとする見方も根強いのです。

私もフランスの大統領選挙の行方には、大変注目しています。
もしルペンが勝てば、グローバリズムの流れが世界的に後退すると思うからです。
世界では今、グローバリズムとグローバリズムに疲弊した勢力の、新たな闘いが巻き起こっています。

行き過ぎたグローバリズムを巻き戻そうとする動きです。

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フランス大統領選挙、ルペンとマクロンの決戦投票へ

2017年4月23日に実施されたフランス大統領選挙の第1回投票の結果が出ましたね。
結局、マクロン前経済相と極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首の決選投票が決まりました。

5月7日の決選投票ではどうなるのか、世界中が注目しています。

大雑把ながら、マクロンは現状路線の維持、ルペンはEU離脱も視野に入れた保守への回帰を主張しているようです。
従ってドイツのガブリエル外相やメルケル首相は、明らかにマクロンの勝利に期待しています。

私は個人的には、ルペン候補を応援したい気持ちでニュースを眺めています。
なぜなら主張する政策のバランスが良いような気がするからです。

今まではグローバリズムこそ善、というムードに世界中が流されてきました。
日本でも、グローバリズム=自由という図式の思考が蔓延していました。
確かに自由経済によるメリットはあるのは事実です。

しかしその反面、負の側面も決して少なくないことが分かってきました。
一番大きな問題は、所得格差や所得水準の低下かも知れません。

グローバル経済は、貧しい国からの移民を促進します。
すると受け入れた国では、移民が低賃金で働くようになります。

これは雇い主、すなわち資本家にとっては大きなメリットとなります。
受け入れ国側の労働者も、その低賃金に抑えることができるからです。
その結果、労働者の賃金が低水準でフラット化します。

日本には移民はさほど多くはありません。
日本の移民の受け入れ率は1.6%程度だそうです。

しかし、フランスでは生産年齢人口(15歳~64歳)の十数パーセントに上ります。
日本でもコンビニ他あらゆる場で、外国人が就労しているのを見かけます。

1.6%でもこれほどのインパクトです。
これが十数パーセントになったら、そのイメージは物凄いと思います。

ですから、グローバリズムもそろそろ見直さなければいけない時期に入ってきているのではないかと思います。
そういう意味で私は、ルペン候補に期待したくなるのです。

フランス大統領選挙、ルペンは極右と言われるが?

インターネットでもテレビのニュースでも、ルペン候補率いる国民戦線を「極右政党」と表現します。
が、極右は少々言い過ぎではないでしょうか?

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確かにルペン候補は、保護主義的な政策を主張しています。
しかし、難民受け入れについては「制限する」と言ってはいますが、「排除する」とは言っていません。

これは国境の存在する日本に住む私にとっては、極めて当然のことに聞こえるのです。
ルペン候補は単に「愛国的」なだけで、「極右」ではないと感じます。

難民にとっては正式に手続きすれば、福祉、医療を無料で受けられます。
かなり住みやすい環境が約束される訳ですから、不安定な国からの難民は入国したいのはやまやまでしょう。

しかし、EUに加盟している限り、難民受け入れは拒否できません。
国境審査がなく出入国できるため、テロリストも出入りしてしまうのが現実なのです。

最近でもフランスで、テロ事件が続いたことは記憶に新しいところです。
フランス国民の安全を守るためにも、国境を堅持し外国人の入国を制限する。
これは一国のリーダーの取るべき政策としては、当然ではないでしょうか?

極右と言うよりは、愛国と表現すべきではないかと思うのです。
EU脱退にしてもそうです。
結局国境審査などが無く、テロリストも自由に入国できてしまうEUのルールでは、自国民の安全を守れないのです。

この、テロリストも自由に入国できてしまう現状に対する具体策を他に提示できないなら、一国のリーダーとしての資質を疑問視せざるを得ません。
私にはルペン候補の政策は、むしろフランスを安定させるためには必要な事に見えてくるのです。

フランス大統領選挙、マクロンのここだけの話

マクロン候補の主な政策は
・教育面で、学校のクラスの定員の引き下げ
・所得減税により、労働者の手取を増やす
・EU離脱不要
まだ他にもあった気がしますが。

まあ、政策としてはさほど目新しさはなく、「現状維持」的に見えます。
それよりもマクロン候補には、裏話というか噂話の方が記憶にあります。

彼が高校生の頃、24歳年上の女性教師と結婚したのだそうです。
ちょっと驚きですね。

そして最近出たのが「不倫密会スキャンダル」ですが、この相手は男性とのうわさを聞きました。
マクロン候補は、男も女もどちらも愛せる、ということなのでしょうね。

この情報は一応スキャンダルということになってはいるようですが、フランスという国は面白いんです。
恋愛関係のスキャンダルには寛大なお国柄なんですね。

オランド大統領は当初あまり人気はなかったのですが、女優と不倫をしていた事がばれたら、支持率が上がったこともあるのです。
フランスでは恋愛関係のスキャンダルは、政治家を致命的には傷つけないのですね。

まとめ

現状では、決選投票になったらルペンは不利と言われているようです。
マクロンは無所属ですが、支持政党のない有権者や左派の票がマクロンに集まると予測されているからです。

フィヨン氏は、決選投票でマクロン氏を支持すると表明していますので、フィヨン氏の支持者の票もマクロンに流れる可能性が高い。
残念ながらルペン大統領の誕生の可能性は低いようです。

しかし、昨年のアメリカ大統領選挙でも、直前までクリントン優勢という報道がされ続けてきました。
(これは、グローバル資本家の支配下にあるメディアの意図的なプロパガンダの可能性が高い)

結果はトランプ大統領が誕生しています。
何が起こるか分からないのが、最近の選挙なのです。

私は5月7日を静かに待つことにします。

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