コロナで国家の医療崩壊危機!緊縮財政では国民は守れない!

公開日: 

新型コロナウィルスへの対応で、医師や看護師など医療現場の皆さんの負担は大変なことになっています。
まさに命がけで患者の対応にあたっています。
そんなさ中、病床数の不足により医療崩壊の懸念が浮上してきました。

コロナウィルス対応で医療崩壊が目の前に来ている訳ですが、病床数不足を引き起こした根本的な原因は緊縮財政です。
日本政府はこの20年ほど、ずっと緊縮財政を続けてきました。

その結果として病院や病床の空きを”無駄”として切り捨ててきたのです。
しかしこうなってみると、いままで”無駄”として切り捨てた空きは非常時の余力だったと思うのです。
何でもかんでも金銭的な効率を問題にするのでなく、非常時への備えを意識しておくべきだったのではないかと思うのです。

無駄は余力、命の現場に無駄などない!

こういった非常事態になった時には、医療現場にある程度の余裕がないと助かる命も助からない。
コロナの一件で思い知らされました。
病床が足りないから入院させられない⇒一旦は自宅で様子を見る⇒そのうちに重症化する⇒状況によっては死亡してしまう
こういった悪循環が生まれてしまっています。

公開されている厚生労働省の統計を調べてみました。

一般病院施設数
1996年 8421
2018年 7314
-1107施設 13.1%減少

有床一般診療所
1996年 20452
2018年 6934
-13518施設 66.1%減少

病床数
病院
1996年 1664629
2018年 1546554
-118075 7.1%減少

有床一般診療所
1996年 246779
2018年 94853
-151926 61.6%減少

人口10万人当たり病床数
1996年 1332.6
2018年 1223.1
-99.5 7.6%減少

と年々施設、病床数とも減っています。
これは、政府の緊縮財政の結果です。
病院の統廃合により、空き病床を無駄として閉鎖してきた結果です。

でもその結果この度のコロナウィルスでは対応がしきれず、医療現場は地獄の様になってしまったようです。
いつ何が起きるか分からない。
しかも日本は自然災害大国です。

こんな環境なのだから、医療の余裕を無駄などと考えずに、有事への備えと考え直すべき時期ではないでしょうか?
緊縮財政もそろそろ終わらせて、財政出動して国民を守るためのインフラ整備を強く推し進めるべきだと思います。
これには国民が声を上げないと、財務省の緊縮路線は強固ですからなかなか改善できません。

イタリアの医療崩壊も緊縮財政から

イタリアの医療崩壊もユーロ加盟国であるがゆえに緊縮財政の結果病院を減らしてきた経緯からと言われています。
EUを主導するドイツは憲法に財政収支のバランスを書くほどの緊縮国家ですから、加盟国は全体的に緊縮を余儀なくされます。
しかもユーロ圏は欧州中央銀行にしか通貨発行権がないため、各国とも独自の経済政策は打てない。

スポンサードリンク

ヨーロッパ共同体(EU)に加盟したがゆえに、自国では何もできなくなってしまったのが、今のイタリアの惨状です。
しかもイタリアは高齢者も多いと聞きます。
だから死亡者数も大変多い。
3万人を超えています。

必要な時に必要なモノやサービスが滞りなく受けられること。
これができない国家はもはや先進国とは言えないと思います。

日本が先進国となるために

今日本は猛烈な勢いで発展途上国化しています。
長年にわたる緊縮財政のせいで、科学技術力もGDPも伸びません。
このままではモノやサービスを生み出す力がどんどん低下してしまいます。

デフレ化政策ばかりが横行し、緊縮は良い事であるかの如く認識が広まっています。
家計では節約は美徳という一面も否定はしませんが、国家においては経済成長をやめてまで節約する意味はありません。

日本の会社員の給与は、20年で20%も低下しているそうです。
欧米は反対で30%程度上がっているという事です。
日本は経済成長としては、明らかに取り残されてしまっています。
このことは、政策とも大きく関係しています。

日本ではこの20年、雇用流動化という美名のもと、労働者の切り捨て、非正規雇用の増大を推進してきました。
それにより人件費を抑制し、企業の利益を優先してきたのです。
こういう政策を遂行しながらプライマリーバランス黒字化目標を掲げ、とにかく財政出動を渋ってきたのです。
これでは経済成長できるはずがありません。

先にも書きましたが日本は自然災害大国です。
ですから災害対策だけでも本格的に財政出動すれば、GDPを押し上げる効果はあるでしょう。
そして国民の命も守られます。

最近の記憶でも、台風の際河川の氾濫により命を落とした人が多数出ました。
こういうインフラの整備だけでもしておけば助かった命は多かったはずです。

更にはもともと日本はモノづくりに秀でている国でした。
それが今では科学技術力なども他国の後塵を拝するようになりました。
どんどん衰退しているように見えるのです。

日本がまた先進国に復帰するためには、経済成長が欠かせません。
科学技術、軍事力、災害に備えるインフラ整備など出来ることは沢山あります。
電線の地中化だけでも進めれば400兆円ほどの需要があるそうです。

それを成し遂げるには、財政出動しかありません。
”国の借金”で財政破綻するなどと嘘がまかり通っています。
借金とは国債のことですが、他国から借りている訳ではなく、全部円建ての国債です。

政府と日銀は親子関係ですから、”政府の負債”は”日銀の資産”なので相殺されるため、事実上は破綻など起きないのです。
だから供給力が衰退してしまう前に、政府が需要を作って国を守ることが必要だと思います。
そのために国民みんなで景気対策を求めて行きましょう!

少し話がタイトルとはそれてしまいました。
すみません。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑