築地の豊洲への移転問題における汚染水と盛土の関係を考える!

公開日:  最終更新日:2017/02/27

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東京都知事が舛添さんから小池さんに変わってから、連日ニュースで取り上げられる築地の豊洲への移転問題。
現時点では建物の下には、されているはずの盛土がされておらず、地下空洞が見つかったと大騒ぎになっています。
しかしこの問題は、都が不正を働いたというような問題ではないと指摘する専門家もいます。
今回は築地の豊洲への移転問題を、少し掘り下げてみたいと思います。

そもそも基本的に、なぜ移転する必要があるのか?
これは最近ではあまり語られなくなりました。

昭和10年に開場した築地市場は、75年以上が経過していて施設の老朽化により、建物が劣化により破損するなど、安全性に疑問が出ています。
又、今では場所も狭くなり、荷を屋外に置かざるを得ないなど、商品の品質・鮮度保持の徹底に一抹の不安があります。
他にも駐車場や荷捌き場の大幅な不足により、近隣道路に渋滞を引き起こすなどの要因から、取扱数量が大きく減少しています。

このままでは都民の食生活を支える役割が果たせなくなる可能性があり、また震災などの影響も懸念されることから、早急に施設の抜本的な改善の必要に迫られているのです。

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築地の豊洲への移転問題

築地の豊洲への移転問題の要点は、
1.元々東京ガスの工場跡地だったので、地下に汚染物質が存在する
2.本来の計画では盛土により汚染水の染み出しを防止する計画だった
3.建物の周囲は盛土がしてあるが、建物の下は盛土がされておらず空洞が見つかった
大きくはこの3点ではないかと思います。

確かに地下に汚染物質が存在するのは事実の様ですから、盛土が計画されたのでしょう。
しかし、建物の下に盛土でなく地下空洞と称される地下ピットが建設されたのには、理由があります。

築地の豊洲への移転、土壌汚染は

汚染された地下水の影響を、極力排除するための手法がこの地下ピットです。
こういう設計がされた理由とは、盛土をしても地下水はいずれ染み出て来ます。
それならば、地下ピットを作って上がってきた水はポンプで排出する方が安全。
なので、こういう設計になっている、という事を指摘する建築の専門家もいます。

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埋立地に大型の建物を建てる際には、よく用いられる手法です。

確かに東京ガスの工場跡地だったので、地下に汚染物質が存在するのは事実です。
であるがゆえに地下ピットでありポンプな訳ですが、問題がここまで大きくなった背景には、東京都が明確にこの設計の正当性を主張しなかったことがあるのではないかと思います。
主張できない理由もあったのかも知れません。
しかし、正しい手法であるなら、はっきりとそう発表するべきでした。

もしかしたら、小池知事の剣幕に押されてタジタジになってしまったのかも知れません。

築地の豊洲への移転、盛土より地下ピットの方が安全?

埋立地である限り、地下水が上がってくる可能性はあるわけで、それは盛土でもあり得るようです。
この情報の出典は、著書も多数ある三橋貴明氏が主宰する「月刊三橋」というコンテンツです。

三ツ橋氏の調べでは、盛土よりむしろ地下ピットの方が安全性は高いのではないか?とのことです。

築地市場を豊洲に受け入れる江東区の山崎区長は、区報で「十分な対策が施され、安全性には万全を期している」という東京都の虚偽の説明に、「誠に遺憾」と述べています。

この問題はどうなって行くのか、現時点では先行きが見えません。
当初の計画は大幅に遅れることになりそうですが、東京都民の食料をまかなう市場ですから、しっかりとした対策を求めたいものですね。

 

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