健康の要!尿の㏗とクエン酸

公開日:  最終更新日:2017/02/27

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東大名誉教授で、尿の㏗と病気の因果関係の判別をした先生がいます。
その結果、尿の㏗は食べ物の種類の他にも労働や運動によっても大きく変動することが分かりました。

健康で激しい運動をしていない時の尿の㏗は、必ず7.0±0.2前後で、健康な時の血液の㏗とも一致します。

これに対して疲労時の尿の㏗は、5.8~6.4の酸性状態を示し、体液が極度の酸性状態にある糖尿病患者の尿も5.8~6.0の範囲を示します。
このように、健康体では弱アルカリ性の尿も、激しい運動や労働の後、油分(天ぷらなど)、肉類、甘いお菓子などの酸性食品(その物ではなく、食べた後に体液を酸性にする食品・梅干しなどはアルカリ性食品)を食べた後では、㏗7.0以下の酸性に傾いて行きます。

血液中の乳酸量が増えれば、自然に尿の乳酸量も増えます。
乳酸は身体の代謝により産生される、疲労物質です。

この乳酸は、クエン酸で分解することができます。

クエン酸の含有量が最も多い柑橘系の夏ミカンを食べて影響を調べたところ、乳酸が分解されたことが確認されました。

しかし、夏ミカンにはビタミンCも大量に含まれており、その作用の可能性もあることから、クエン酸だけを水に溶かして飲んで検査したところ夏ミカンとおなじ結果になったという記録があります。

また、かつ丼を食べて2時間後(食後尿の㏗が最も強く反映される時間)の尿の㏗は5.8で、かつ丼を食べてクエン酸を飲んだ場合の尿の㏗は6.9~7.0のアルカリ性に傾いたそうです。

入浴後のだるさや夏バテとクエン酸

入浴後にだるい感じになるのは、体が温められることで新陳代謝が活発になり、体内の乳酸が増えるためだと言われています。

あるいは夏に疲れを感じやすいのも、高い気温で新陳代謝が活発になった結果、乳酸量が増えるためで、夏に酢のものを食べたくなるのは理に適っていると言われています。

また、妊婦が酸っぱいものを欲しくなるのも、新陳代謝が活発になり、乳酸が増加しがちになるために、その乳酸を分解するためと考えられています。
スポーツ選手がレモンやオレンジを好んで食べることも、体内の乳酸を分解することを本能的に欲しているから、と考えると合点が行きます。

日本では毎朝梅干しを一個食べると体に良いとされてきました。
これはクエン酸を摂取することで、疲労を回復するためです。

プロ野球選手で、スタミナ維持のために夏場に梅干しを大量に食べる人がいますが、これも体内の乳酸を分解して疲労を回復するためと考えられます。
クエン酸とは、梅干しやレモンの酸味の成分で、動脈硬化にも効果があると言われています。

体の冷えにも酢は大変効果的です。

疲労と乳酸の関係・最近の説

最近では疲労によるダメージは、乳酸の影響でなく「活性酸素による酸化ストレスでダメージを受けた細胞が、修復が必要な状態」であると言われています。

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このとき、肉体疲労なら筋肉細胞、精神疲労なら神経細胞がダメージを受けていると考えられています。

ダメージを受けた細胞を修復するためには、「ATP」(アデノシン三リン酸)というエネルギー源が必要になります。
このATPを産生しているのがATPサイクル(クエン酸回路)という働きですが、このATPサイクルを活性化するのにクエン酸が役立っていると考えられています。

クエン酸の効率的な摂取方法

1.一度に大量に摂取するより、こまめに摂取する。
2.ビタミンB群と一緒に摂取すると効率が良い(特にビタミンB2)。
【ビタミンB2を多く含む食品】
レバー(多い順に豚・牛・鶏)・はつ(多い順に鶏・豚・牛)・キャビア・すじこ
さば・うなぎ・納豆・卵など
3.糖質と一緒に摂取する(炭水化物)

これを意識した食生活を是非お試しください。
体力回復がスムーズに行えるようになります。

 

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