髪を伸ばしていく過程で、気になってくるのが毛先の枝毛。
綺麗に伸ばしていきたいのに、毛先が枝毛になるととても気になりますよね。
しっかりケアしているのにも関わらず、枝毛になりやすい人も。
枝毛は髪の毛のダメージだけでなく、元々の毛質も関係しています。
今回は枝毛をつくらず綺麗に髪を伸ばしていく方法について、ご紹介させていただきます。
枝毛って何?
枝毛とは、髪の毛のダメージが縦方向に進んでいることを言います。
毛先が折れたり裂けたりと、枝のような見た目をしていることから、枝毛と言われています。
枝毛には色々な種類があり、ダメージレベルもさまざまです。
どれも髪の毛がダメージを受けている状態になります。
どうして枝毛になるの?
枝毛の原因は、キューティクルとコルテックスのダメージです。
キューティクルとは髪の毛の1番表面の部分のことをいい、コルテックスはキューティクルの内側部分のことを言います。
髪の毛の85%〜90%を占めるのが、コルテックスです。
枝毛の原因は大きく分けて2つあります。
①摩擦による枝毛
キューティクルは濡れた状態で摩擦を受けるとボロボロになってしまいます。
キューティクルは髪の1番外側にあり、髪が濡れた状態だとダメージを受けやすいです。
ダメージを受けないように、お風呂上がりは髪をしっかりと乾かすことが大事◎
濡れた状態(半乾きも含む)で寝てしまうと、枕との摩擦で強いダメージを受けやすいです。
キューティクルが剥がれてしまうと、剥がれた部分からコルテックスにある髪の栄養素や水分が流れ出てしまい、枝毛の原因になります。
②薬剤施術による枝毛
カラー・パーマ・縮毛矯正などの薬剤施術を受けると、髪の毛がダメージを受けてしまいます。
薬剤を受けるとコルテックスとキューティクルがダメージを受けてしまうため、1番ダメージを受けやすい毛先部分が枝毛になりやすいです。
枝毛になったらどうしたらいいの?
1度枝毛になった部分は、元には戻りません。
枝毛になった部分はカットする必要があります。
枝毛部分だけを少し切るだけだと、枝毛を繰り返してしまうので×
枝毛部分より少し上を切ることで、ダメージを繰り返さなくなります。
枝毛があると毛先のまとまりが悪く、広がりやすくなります。
カットすることで毛先のまとまりがよくなり、手触りもよくなるので、枝毛部分はカットをすることがおすすめです。
枝毛をつくらない方法
枝毛をつくらないないためには、毎日しっかりドライヤーをすることが重要です。
髪を濡れたままにしておくと、キューティクルがダメージを受けやすくなってしまいます。
寝る時の枕の摩擦によるダメージを軽減するためにも、髪は完全に乾かしてから寝るようにしましょう。
また、サロンでのトリートメントは枝毛予防に効果的!
髪は薬剤施術や摩擦だけでなく、年齢を重ねるごとに水分量が低下します。
水分量が減ると髪がパサつき枝毛の原因になることも。
髪の内部補修をすることで枝毛を防ぎ、綺麗に髪を伸ばすことができます。
髪の内部補修は多くの美容室で取り扱っている、酸熱トリートメントがおすすめです。
酸熱トリートメントはエイジング毛に特化したトリートメントで、髪内部からしっかりと補修してくれます。
まとめ
ロングになればなるほど気になってくるのが毛先の枝毛。
枝毛は日頃のケアで予防することができます。
ダメージを軽減するために、しっかりとドライヤーをすることが重要です。
サロンでのトリートメントも、枝毛予防にとっても有効です。
美容師さんと相談して髪にあったトリートメントをしましょう。
ホームトリートメントとサロントリートメントの大きな違いは、栄養素の量と浸透力です。
日頃のケアで枝毛予防をして、さらさら美髪を目指しましょう。