初心者でもできた!レンタル農園での野菜作りの始め方・床づくり

農園記録

道具などの準備が整い、肥料や苦土石灰を撒いて耕して1週間ほど置いたらいよいよ植付の準備です。
植付にはまず”床”という植付場所を作ります。
今回はこの床づくりを説明いたします。
この床づくりはすべての基本です。
収穫が終わったら再び土づくり、そして床づくりへと繰り返します。
ですからこの床づくりはしっかりとマスターしてください。

植え付ける場所を決めて溝を掘る

場所を決めたら植え付ける場所に鍬の刃幅くらいの溝を掘って行きます。
例えば植付場所(床)の長さを2mとすると、鍬の刃の幅位で2mの長さの溝を掘ります。
深さは20cm程度で大丈夫です。
掘った土は後で被せるので溝の脇に積んでおきます。

溝に肥料を入れて床を作る

溝が掘れたらその溝に2種類の肥料を撒きます。
土づくりで使った有機肥料と化成肥料です。
ここでは苦土石灰は入れませんので注意してください。
あくまで肥料だけです。
肥料を撒いたら掘ったときに積んでおいた土をかぶせて少し高くします。
その細長い山をならして上を平らに固め台形のベッドのように形作ります。
4辺も鍬などでたたいて固めます。
私は「トンボ」を使っています。

床にマルチを敷く

少し小高いベッドのような床が出来上がったら、「黒マルチ」というビニール(ポリエチレン?)シートを敷きます。
短辺にあてて土を重しにして止めながら徐々に伸ばして行きます。
端まで行ったらマルチの端に土を置き留めてから切り離します。
先ほどの細長い台形のベッドを「黒マルチ」で包み込む感じです。
四辺を土で覆い風で飛ばないように固定します。
これで床は完成です。
ここまでの作業を新たな植付ごとに繰り返しますので、ここはしっかりと覚えてください。

まとめ

畑作業は土を作る(苦土石灰と肥料を撒いて耕す)
床を作る(溝を掘って肥料を入れ小高い丘にして上と四辺を平らに固める)
植え付ける
収穫する
の繰り返しですから何回かやればすぐに慣れます。

今回の床づくりは何を植え付けるにしても最初の準備となります。
だから覚えてしまってください。
要点だけを書いておきます(土づくりの後)
1.溝を掘る
2.溝に肥料を撒く
3.土をかぶせて小高い台地を作る(上を平らに固め、四辺もたたいて固める)
4.「黒マルチ」で床を包む(四辺を土をかぶせて固定する)
これだけ覚えたらもう大丈夫です!

まずはここがスタート

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この3つは超基本!これができたらあとは大体大丈夫ですよ✌

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