私、ある時テレビで中国野菜の特集を見ていたんです。
その番組では「農薬」について問題として取り上げられていました。
それを見ていた私は、農薬は出来るだけ避けたいけど、どの野菜を選べば避けられるのか見当もつきませんでした。
そこで考えたのは「分からないなら自分で作れば良いじゃん!」
その翌日に通えそうな「レンタル農園」を片っ端から調べたんです。
そして千葉県にある、あるレンタル農園を見つけました。
そして申し込み、賃借契約をして、私の休日ファーマー人生が始まりました。
レンタル農園(貸農園)は大まかには2種類
レンタル農園(貸農園)は大きく分けて2種類あります。
1つは自治体が管理する公営の貸農園。
誰でも申し込むことが出来、比較的料金が安い事が多いです。
一方で道具や必要なもの(肥料、苗、種etc)は全部自分で用意する必要がある場合が多いです。
もう一つは企業や個人が運営する私営の貸し農園。
料金は比較的高くなりますが、指導員がいたり、フォローしてくれたりする場合もあります。
私は週1程度の「休日ファーマー」なので、私営の農園で指導員さんにフォローして頂きながら続けています。
料金は毎月のレンタル料と資材や肥料、苗などの実費が必要です。
私が公営より私営をおススメするわけ
公営は料金は比較的安いのですが、指導してくれる人がいなかったり、利用期限が有る所が多いです。
利用権は希望者に公平に貸すために抽選になる事も多いのです。
大体1年から2年程度が多いですが、実際には最初の1ヶ月ほどは土づくり、最後の1ヶ月ほどは明け渡しのための撤収準備が必要となります。
だから実質的には期間のうち2か月ほどは使えないものと考えるべきです。
私営の貸し農園は指導員がいたり長期間借りることが出来る為長く続けたい方にはメリットが大きいです。
その分料金が高くなりますけど。
でも私の場合はそれでも私営にこだわりました。
食は一生必要なもので、短期的にやめるべきものではないからです。
実際に作業を始めるとその大変さから長く続かず、途中で止めてしまう人もいます。
ですからまずは公営の畑を借りて体験してみて、長く続けられそうなら私営に移るのも良いかもしれません。
始める準備・最低限そろえる物
レンタル農園(貸農園)での野菜作りを始めるために、最低限そろえておくべきものを説明します。
鍬(土を耕す)
先端の金属部はある程度重さがあるものが良いと思います。
これは使ってみると分かると思いますが、土を耕す際、筋力でなく先端の重さを利用して振り下ろす方がはるかに楽だからです。
鎌(雑草取り)
雑草の除去は大切かつ重要ですが、重労働な作業です。
だから少しでも使いやすい方が良いですね。
私の経験では刃に角度が付いている(立ってくの字になっている刃)が断然使いやすいです。
柄から刃先まで真っ直ぐの鎌は、雑草を土ごと掘り起こして刈るのはすごくやりにくいです。
ハサミ(収穫、作業)
収穫でもロープを貼ったり苗を支えたりする際にも必ず必要です。
園芸用などでなくても普通の事務用のはさみでOKです。
長靴(作業)
畑作業は何時間も土の中にいます。
スニーカーではドロドロになってしまうし、鍬を使う作業の際、気にせず土を足元に被せられます。
この意味は実際に作業するようになると分かるはずですが断然効率が良くなります。
手袋(作業)
土に触れるので、手荒れ防止のためにも手袋は必要ですね。
私は今日までに様々なタイプの手袋を試してきました。
軍手でも良いのですが、ホームセンターなどで売られている手のひら側に滑り止めのあるものが使いやすいです。
バケツ(肥料、作業)
肥料を蒔いたり雑草を刈り取った後に集めるのに使います。
ジョウロ(水やり)
苗を植えた際と種を蒔いた際に最初は水をかけてあげます。
特に種は発芽には水が必要なので、大切な作業です。
帽子(直射日光軽減)
畑に数時間居る事を考えたらやはり帽子で日よけをした方が断然楽です。
日焼けって疲れるんですよ。
これだけ揃えたら最低限の作業はできます。
あなたも野菜作り、楽しんでくださいね。
農園作業していると、昆虫やカエル、トカゲなど色々な生き物に出会います。
生き物好きな私はそれも楽しみの一つです。
まずはここがスタート
レンタル農園での野菜作りの始め方
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