自由研究とは、児童・生徒が自由に多様な事項を研究することであり、次のような意味合いがあります。
「大正自由教育運動の中で新しく誕生した新教育の学校で始められたこどもたちの関心と体験に重きをおいた学習活動の時間のこと」
難しい言葉が出ましたが、簡潔に言えば、”テーマはなんでもいい”ってことですね。
自由研究とは
夏休みの宿題の中でも、頭を悩ますものと言えば自由研究。
小学校によっては任意提出としている学校もありますが、多くの学校では必須課題の一つ。
また長い休みを利用して1つのテーマに取り組む自由研究は、子供が自主性を育み、知識の幅を広げる良い機会になることは間違いありません。
ただ、やっかいなのが自由研究のテーマでもある「自由」の2文字。
漠然と自由と言われても、どのようなことをすればいいのかがわからず、テーマの決め方に悩む子も少なくありません。
毎年、夏休みの後半に我が子に相談され、時間もない中、親子でアイデア出しに苦労する……という保護者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「自由研究のテーマの決め方」にスポットを当て、一つのテーマの決め方をご紹介したいと思います。
それは「好きなことについて」とことん深掘りする
ここで、親御さんは絶対に口出ししてはいけません。
とにかく”自由にやらせる”んです。
自由なテーマなので本人の思うがままにさせるのが一番です。
もしどうしても思い付くものがない場合は「1日5分で未来が変わる!こどもSDGs大図鑑/齋藤孝」をおすすめします。
親子で日本の未来について、また地球環境に関して学べます。
そして何より”生き方”について学ぶことができます。
自由研究に親が参加しなかった時の口コミとおすすめ書籍の反応
・以前は子どもの自由研究は”ちゃんとしたものを作ってほしい”という願いもあり口出ししていました。
何も言わずに、子どもの自由に任せたことで、意欲的に取り組んでくれたことと新たな発見があったことは私としてもとても勉強になりました。(youtubeコメントより)
・「大人にも子どもにもお勧めな一冊」
こども向けの本ですが、書店で手にしたところ、社会課題が網羅的に書かれていたので、思わず買ってしましました。
子供向けに平易にかかれてあるのでとても読みやすいですし、大人でも知らないような細かい内容まで書かれていました。
もちろん大人だけでなく、子供が読むにも最適です。
夏休みの課題や、社会問題を考えるヒントになると思います。(Amazonレビューより)
私の感想としては、この書籍については、親子で読むのはもちろん、リファレンスとして手元においておいて社会課題を考える切っ掛けに使えます。
仮に自由研究のみではなくともおすすめな書籍です。
第3章
見出し3: 自由研究についての自由さに対するメリット・デメリット
【デメリット】
・意欲的に取り組まないパターン
・適当に捌いて終わってしまうパターン
【メリット】
・新たな興味に対する発見が見つけられる
・勉強の楽しさを自ら見つけられる
デメリットの場合、家族での対話や勉強に対しての意義を理解できていないこと、自由研究のみならず日々の勉強に対する姿勢の問題が見受けられるかと思います。
何も言わない。ではなく、勉強に寄り添い「マイナスな発言」や「プレッシャーを与える」事をやめるなど、家族での教育に対する見直しを図るキッカケにつながるかもしれません。
また、自由研究をキッカケに勉強に対する意欲が大きなチャンスのように感じます。もし勉強が苦手な子が意欲的に何かに没頭できる自由研究を見つけることで、
新たな発見につながるかも知れません。
何か好きになる物が見つかるキッカケに大きくつながる大事な宿題なのかも知れません。
まとめ
まとめ
自由研究は簡単であり、難しい課題です。
だけど、真剣に取り組むことで確実に人生のプラスになると思います。
思い返せば、私は学生時代、スポーツに打ち込みすぎて勉強をしてきませんでした。
自由研究はラッキーくらいの感覚でした。
今となれば、そのスポーツがどこまで将来に役立ったかはわかりませんが、あの夏休みの時に「自分の好きなことの研究」をもっと真剣にしておけば…という後悔もあります。
今大人になり、「自由研究」という宿題を出されたらワクワクして眠れないと思います。
それくらい勉強に対する後悔の念はありますので、大人も子どもの教育のために自由研究に対して真剣に考えてみるのも今後の良いキッカケになるかと思います。