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世界一の親日国台湾との国交実現で中国の侵略を阻止せよ!

政治

※この記事はやや政治的な意向があります。不快な方は飛ばしてください。

あなたは台湾がかつて日本だったことをご存知でしょうか?
今では世界一の親日国として有名な台湾ですが、第二次大戦で日本が敗戦するまでは日本だったんですよ。

そう、私たちの同胞…

日清戦争で勝利して当時の清から割譲をうけ、1895年4月17日から1945年10月25日までの50年間日本が台湾を統治していました。

統治というとネガティブな意味で”植民地”という言葉が思い浮かびますが、日本の統治は初期段階では”植民地”的ではあったようですが、欧米が行ったような単に支配地から富を収奪するだけのものではありませんでした。
インフラを整備し、教育制度を拡充し、台湾の発展に大きく貢献しました。
2020年7月30日に逝去された元総統(大統領)李登輝氏も「台湾近代化の基礎を作ってくれたのは日本だ」と度々言及されています。

そのことを評価している台湾人が多いから、親日的なんですよね。
全く同じことを当時の日本政府は朝鮮半島にも行っていたはずですよ。
あるフランスの詩人に「世界一不潔な国」と酷評されたほど下水の整備もされていなかったんですよ、当時の朝鮮半島は。

汚物は路上のあちらコチラに散在していたと聞いたこともあります。
台湾以上にお金をかけてインフラや教育なども整備していたのに反日の朝鮮半島とは正反対の評価なんですね。

そんな台湾だから私は台湾が大好き!

私が初めて台湾を訪れたのは34年前の1987年でした。
当時はまだ日本統治時代の名残が色濃くありましたよ。
50代以上の年配の方は大体日本語が話せるし、20代の若い方でも日本語を学んでいる人が多かったので、案外日本語が通じたものです。

台湾の高校では”第2外国語”を選択するそうなんですが、今でも50%以上の若者は日本語を選択するんですって。
私、嬉しいです!

世界一の親日国台湾を大切にしない日本政府

私ね、たまに日本人であることが恥ずかしくなる時があるんですよ。
別に自虐史観に染まっている訳じゃないんですけどね。

それは2011年の東日本大震災でのこと
あの時台湾は官民合わせて250億円もの義援金を届けてくれたと言われています。
当時の台湾の人口はざっと2400万人位(今でも)ですから、日本の5分の一位。
それなのに250億円ってすごくないですか?

人口で換算したら日本が他国に1250億円義援金を送るようなもの。
これを聞いて私はもう台湾には感謝しかありませんよ。

その台湾にですよ、日本政府は何と冷ややかなことか!

震災翌年の追悼式典に台湾の代表も来てくれたんですが、日本政府が案内した席は一般席
来賓席ではなかったんです。
私はもう、茫然ですよ。

これは中国に対する政治的な配慮だったと言われていますが、日本の領土である尖閣に侵犯し続けて侵略しようと目論む中国は来賓で、日本を心から支援する台湾は一般って?
日本人の良識はどこへ吹っ飛んだんでしょうか?

私はこの件では、日本政府の台湾に対する態度を批判しています。
いえね、「台湾とは正式な国交がないから…」って言ってた人もいましたがね、これって政治的な話じゃなくて人道的な話ですよ。

お世話になっておいてそれを仇で返すなんて、日本人のやることですか?ってことです。
今は国交はありませんけど、かつては同じ日本だったんですよ?台湾は…

同胞ですよ?

私が毎年台湾で年末年始を過ごすようになったキッカケは、せめて個人的にでも恩返ししようと思ったんです。
大した恩返しはできないですけどね、台湾へ行って各地で食事したりお酒飲んだり買い物したりしたら、台湾の人達の所得になるじゃないですか。

ごくごく些細な額ですが、台湾のGDPの一部にはなるかなと。
こんな思いがあるんです。

台湾は中国の侵略から日台両国を守る要

私はね、日本は台湾と正式な国交を回復するべきだと思ってるんですよ。
それは地政学的にも日本の安全保障に台湾が重要だから。

世界一の親日国である台湾と連携して脅威に対抗する必要があるからです。
その脅威とは?
もう皆さんご存知の中国です。

国連の調査によって大量の海底資源がある可能性が発表されたとたんに、尖閣諸島は中国の領土だと言い張って少しずつ侵略を試みています。
過去には中国だって尖閣は日本だと考えていたはずですよ。
中国が発行した地図かなんかに「琉球の尖閣」と明記したものがありましたよ。

先日、中国との外相会談で王毅氏が「中国固有の領土である釣魚島…」などと言った際に、我が国の茂木外務大臣は反論せず笑っていました。
これではいずれ本当に尖閣を侵略されてしまいかねません。
さらに最近では沖縄も中国の領土などと言う説まで飛び出しています。
もう、メチャクチャ。何でもあり。

一方台湾についても、台湾政府は認めていないにもかかわらず「台湾は中国の一部」などと主張しています。
また、習近平氏は台湾への武力使用も否定しないと発言したこともあります。

仮に中国に台湾を盗られてしまうと、日本の安全保障にも重大な支障が起こります。

日本のエネルギーは主に中東に依存していますが、その中東からの石油は台湾海峡を通って日本に来ているのです。
だから台湾が中国の手に落ちてしまったら、日本のエネルギーの生殺与奪を中国に握られてしまうことになります。
そうなったらもう、尖閣も止めることはできないでしょう。

だから台湾と日本は一致協力して中国の脅威に立ち向かう必要があるのです。
言わば台湾と日本は運命共同体な訳です。

台湾との国交を実現するためには

台湾と日本の国交を回復するには、まず日本政府が台湾を国として認めなければなりません。
台湾の方はもう、日本に対してはいつでもウェルカムな状況だと思いますよ。
日本在住の複数の台湾人の知人がそう言ってますから。

日本では政府や経済界に「親中派」が多数存在しています。
だから中国が「台湾は中国の一部」と言っているから台湾との国交は回復できない、というのが現状です。
あくまでも中国優先なんですよ。
(多分これは本当!)

でもね、中国共産党政府がチベットやウィグルで何をやっているか?
今ではほぼ公然の秘密と化したこれらの人権や人道的問題を、日本の「親中派」だって知らないはずがありません。

例えばチベットでは勝手に軍事侵攻して、市民に尊敬されているお坊さんを虐殺してるの知ってますよ、私。
お坊さんの腕を切り落として「仏陀に返してもらえ」などと暴言吐いたヤツがいることも結構有名な話ですよ。
或いは穴を掘ってお坊さんを何人もそこに落として、銃で撃ち殺したことも知ってますよ。
だからチベットのお坊さんは焼身自殺で抗議したのも報道されましたよね。

ウィグルでは200万人位(300万人だったかな?)罪もない人を収容所に入れて、その人達から臓器取り上げて売買してるのも知ってますよ。
だから日本でもアメリカでも臓器移植ってドナーが見つかるまで何年もかかるのに、中国では最短数時間で見つかっている例があることも知ってますよ。

ウィグルの空港には「臓器運搬用」の専用通路があることも写真で見ました。
ウィグルの女性に強制的に不妊手術をして、ジェノサイドを着々とやってることも知ってます。

また、ウィグルの女性に本人は望まないのに中国人男性と強制的に結婚させる結婚式の写真も見ましたよ。
花嫁は衣装こそ華々しいですが、顔の表情は憂鬱そのもの。

こんなことをやってる国に親近感を持つ神経ってどうなんでしょうか?
なんで「親中派」でいられるの?

だから世論を動かすには、こういう情報をどんどん拡散するしかないんじゃないかな?
それで、「こんな野蛮な国に親近感を持ってるやつはどうなの?」という空気を広げて行く。
で、台湾の独立を支持する世論を盛り上げて行く。

こういう地道な活動が必要だと思います。
もう見て見ぬふりは止めましょうよ。
台湾はね、日本が振り向いてくれなくても、ずっと親日でいてくれたありがたい国なんですよ。

だから日本の安全保障のためにも、台湾と一緒に生きて行くのが重要なんですよね。

まとめ

台湾はかつて日本でした。
台湾人は50年間日本人だったんです。
だから先の戦争にも多くの台湾人が日本人として参戦

靖国神社には、32000人もの台湾人が眠っているのです。
台湾を侵略し、日本の領土をも奪い取ろうとする意欲を見せている中国に、好き勝手をさせてはいけません。
そのためにも善の価値観、善の力を共有できる台湾との連携が一番現実的だと思いますよ。
※この「善の価値観、善の力」という表現は「Taiwan Voice」での林健良先生の表現を借りました。

そして連携するために必要な事は日本政府が

1.台湾を独立国として認める
2.正式に国交を結ぶ
3.かつて同胞だった事実を語り継ぐ

こんなことが必要なんじゃないのかなあ。
アメリカはすでにそういう方向に舵を切っていますよ。
あなたはどう考えますか?

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