いま!台湾産パイナップルを食べて一緒に台湾を応援しませんか?

経済

今、台湾のパイナップル農家が苦境に立たされています。
原因は中国の嫌がらせ。
(多分…筆者の推論ですが)

これまで台湾のパイナップルは中国が主な輸出先で、年間4万トン強でした。
台湾のパイナップル農家は、その輸出に備えて生産体制を作り、設備も整えてきました。

それが突如2021年3月1日から輸出禁止に。
理由は害虫が発見されたと言っていますが、本当の所は怪しいと思います。
現在の台中関係から推測すれば、これは中国政府による台湾への嫌がらせと考えるべきでしょう。

中国政府はこれまでにも度々”制裁”目的で、色々な国への禁輸措置を取ってきました。
自国に都合の良い方向に行かない時に相手国が困るだろうと思われることをするのは中国政府の常套手段です。

「台湾は中国の一部だ」と主張する中国に対して、台湾蔡英文政権側はあくまでも「独立」を主張しています。
現在の台湾の民進党政権の大きな票田が、パイナップル農園が多い南部地域なのです。
そこで、パイナップル農家を苦境に陥れることで、蔡英文政権にダメージを与えようという、子供じみた呆れたやり方です。

でもそんな折、逆に台湾パイナップルの輸入を増やす動きも見られます。
日本もその一つ。
昨年の日本への輸出は2171tであるのに対し、今年はすでに確定しているだけで3500tを超えるのだとか。
その動きの背景には「東日本大震災での支援に対する恩返し」という意識を持つ商社の存在もあります。
私もその考え方には心の底から賛同するので、私の居住地域でも早く店頭に並んでくれることを心待ちにしています。

台湾産のパイナップルは、もう、ひたすら美味しいんです。
普通は芯の部分って捨てると思いますが、台湾産は芯まで甘くて美味しい!
台湾産パイナップルの特徴は、甘みが強くて酸味が抑え目なこと。
だからすごくおいしいんです。

東日本大震災の世界一の支援国は台湾

2011年3月11日に起きた「東日本大震災」の後は、アメリカをはじめ様々な国から人的、経済的支援が届けられました。
本当にありがたい限りです。
そんな中、台湾の”義援金”は群を抜いていました。
なんと200億円を超える義援金が届けられたのです。
(一説には約250億円という説も)

台湾の人口は2020年時点で2357万人。
日本の5分の一くらいです。
この金額は民間だけでなく政府の分も含まれているそうですが、スゴイ額ですね。
日本の人口に単純換算すると、1000億円~1250億円となります\(◎o◎)/!

こんなにも台湾人は日本に友好的なんですね。

その背景には、かつての台湾は日本だったことが大きいです。
日本統治時代を台湾人は決して悪い時代とは思っていないのです。
同じように日本が統治していた朝鮮半島とは真逆の感情を持っているのが台湾人なのです。

よくこれらの統治を「植民地支配」と表現する専門家やメディアがいます。
しかし私は「内地化政策」だったと思っています。
少なくとも欧米列強が行った植民地支配とは全く違います。
欧米列強の行った植民地支配とは、一言で言えばです。

支配下にある国から富を搾り取り、自国に収奪するのが彼らの支配構造です。
あまり賢くなって歯向かわれることがないよう、教育なども与えません。
それに対して日本が行った「内地化政策」では、台湾人も日本国民として対応されていました。
(それは朝鮮半島でも同じなんですが)

だからインフラ整備はするし、学校は作るし、発展するための政策を次々実行して行きました。
最も有名な例を挙げるならば、だだっ広いだけの荒れ地だった台南地区にダムを作り(烏山頭ダム)大きな穀倉地帯に変えたこと。
それにより、台湾人の食生活の安定に大きく貢献しました。
主導した八田与一は今でも台湾人に大変尊敬されています。

他にも当時の台湾では、台湾の発展のために尽くす日本人が非常に多く、台湾人からは尊敬されていました。
当時の台湾女性への最大のホメ言葉は「日本人みたい」という言葉だったそうです。
こういった歴史があるから台湾は世界一の親日国なのですね。
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翌年の追悼式典での非礼…日本人として情けない

こんなにも日本を大切に思ってくれる台湾に対して、日本政府は信じられないほど無礼です。
政府関係者は本当に同じ日本人か?と疑いたくなるほどです。

その最たるものが東日本大震災翌年に行われた「一周年追悼式」

世界各国から代表が参加してくれました。
その中で台湾の代表の方をなんと「一般席」に誘導したのです。
尖閣他日本の領土を奪う野心を隠さない中国の代表は貴賓席に招いて、台湾の代表は一般席です。
なんという無礼な行いでしょうか?

私は日本人として、大変な憤りを感じたのを今でも忘れません。
恥ずかしい限りです。

また、未だに台湾との間には正式な国交がありません。
こんなにも日本を大事にしてくれるんですから大切な仲間じゃないですか。
さっさと国交を樹立すれば良いのに…。

それをしないのは多分中国への配慮だと思います。
この記事では主旨が違うので、政治的なことはこれくらいにしておきます。
ただ、一人の日本人として「情けない国に成り下がったなあ」とボヤキたくなってしまうのです。

台湾人は常に日本人に友好的

上記のように台湾は国を挙げて日本に親しみを持ってくれています。
私は何か恩返しができないかとずっと考えてきました。

それで私が始めたのは、国がやらないならせめて個人的にでも台湾にお礼の気持ちを表そうという事でした。
私自身の環境の変化があった2016年以来、毎年、年末年始を台湾で過ごすことにしたのです。
大晦日に行って新年3日に帰国するのがお決まりのパターンになりました。
多い年には3回行った年もあります。

行って特に何するわけでもないのですが、台湾で買い物したり食事したりすることで、微々たるものですが台湾の経済に貢献できると考えたのです。
毎年行ってますます強く感じるのは、ほぼ例外なく日本人に対して非常に親切なこと。
台湾人も日本人も顔は似ているのに、必ず日本語で声をかけてくれる呼び込みのおじさんやおばさんがいます。
雰囲気や服装で日本人とわかるのだそうです。

ある時などは予約したホテルの場所が分からずに困っていたら、仕事を中断してホテルが見えるところまで先導してくれました。
言葉が通じない店でも、何とか理解しようと努力してくれます。

ホテルでは朝すれ違う掃除のおばさんに下手な中国語で「早上」というと「おはようございます」と満面の笑みで答えてくれます。
ちょっと話がそれてしまいましたが、要するに世界一親日で、いつも日本を応援してくれる台湾のパイナップルを食べて、私と一緒に台湾を応援してくれませんか?ってことです。

まとめ

2020年の1月には台湾の総統選挙がありました。
蔡英文総統の2期目を決めた選挙です。

当時中国寄りの国民党、韓國瑜高雄市長と選挙戦を戦っていました。
その動向が気になって、2019年12月31日から2020年1月3日までの滞在では、夜はずっとテレビで選挙情報を見ていました。
言葉はそれほど分からないのですが、何となく現職の蔡英文総統が優勢と分かり、安心したのを覚えています。

その後コロナ禍となり、昨年末には行けませんでしたが、せめてパイナップルを積極的に買うことくらいは応援したいなあと思うのです。
台湾の友情に感謝したい私の気持ちに賛同してくださる方、パイナップルが嫌いでない方、是非是非台湾産パイナップルをお店で見かけたら、お買い求めください。
台湾のパイナップルって、本当に美味しいですから。




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