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貸農園での野菜作り、知っておきたい初歩の初歩、教えます!

農園記録

近頃では「食の安全」が疑問視されています。
中国からの輸入野菜は安いのは良いけど、農薬もドッサリ使われているケースも多いようです。

中国の人は自国で採れた野菜を食べる時は、「これでもか!」って位洗うという情報をテレビで見たことも有ります。
また、中国のお金持ちは主に日本からの輸入野菜を中心に食べている、との話も聞きます。

私は「安全な食べ物が少ないなら自分で作ろう」と思い立ち、数年前から貸農園で作った野菜を食べています。
足りないものだけ買い足します。

自分で作ってみるとよく分かりますが、スーパーなどで売られている野菜って、なんか変です。
キュウリもトマトもナスも、他の野菜も見事に同じサイズ同じ形に統一されています。
実際にはあんなにキレイに揃いません。
明らかに不自然なんです。

「食の安全」に興味があるあなた、貸農園で自分で野菜を作ってみてはいかが?
色々な発見がありますよ。※これがあれば作業がものすごく楽!


小さなお子様がいる方は、尚さらおススメです。

自分で作って、収穫した野菜って愛着が持てるんです。
きっと好き嫌いもなくなることでしょう。

畑には小さな自然がいっぱいです。
小動物や昆虫など、たくさん見ることができます。

私の場合は作業そっちのけで、虫やトカゲを追いかけ回していることの方が多いんですけどね(笑)

貸農園での野菜作り、まずは農園の契約

野菜作りを始めるには、土が必要です。
プランターでも出来ないことはないのですが、やはり大地の力には及びません。
まずは貸農園を契約しましょう。

「貸農園 東京」や「貸農園 関西」などで検索すると、たくさん出てきます。
レンタル料はスペース次第ですが、月額7~8千円程度からあるようです。

それぞれに色々と特徴があります。
中には道具や種、肥料など必要なものがすべて揃っている農園もあります。
おまけに指導者付きのところも。
だから気軽に手ぶらで行ける農園もあります。

私が借りている所は、ロッカーに自分の鍬や必要な道具を保管してくれるので、手ぶらで行けます。
苗や種なども、何を作りたいか聞いてくれて、揃えてくれます。
そしてポイントのアドバイスもしてくれます。

こういうシステムの農園って、案外あるようですね。

貸農園での野菜作りの準備、土づくりから植え付けまで

貸農園を契約したら、いよいよ土づくりです。
この作業の良し悪しが、収穫に影響するので結構重労働ですが非常に大切です。
基本的には、苦土石灰や肥料をまいて耕し(「うなる」と言います)pHの調整と土の栄養を補給します。

有機肥料がオススメです。
有機物は土中の微生物のバランスを整えてくれるからです。
土を耕して有機肥料や苦土石灰を混ぜ合わせ、そのまま一週間ほど寝かせておきます。

次に野菜を植える(種をまく)床を作ります。
鍬の幅一つか二つ分くらいの幅で、20~30センチ程度(野菜によって少し深さは変えた方が良い)の深さで直線に掘ります。
そこに肥料を入れてその上から土を被せます。

作る野菜によって床の幅は変えますが、やや周辺よりも高く盛り上げて平らにならします。

私が先日作った、冬野菜(白菜、キャベツ、ブロッコリー、大根など)の床は、幅60~80センチ位で作りました。
白菜やキャベツなど、大きくなる野菜の床はやはり幅は広めです。
ブロッコリーなども葉が比較的広がるので、80センチ位はとった方が良いと思います。

高さは10センチ位にしました。
完成形は幅60~80センチ、長さ数メートル、高さ10センチ位の小高い台地の様な感じです。
上面は平らにならしておきます。

そこに「黒マルチ」というポリエチレンのシートをかぶせて、四辺に土を盛って重しにして固定します。
苗を植える場所を決めて、植える数の分直径10㎝位の穴をあけて行きます。
その穴に苗や種を植えます。

私の場合、その後は天気任せです。
土と太陽と雨が、元気に育ててくれます。
(私が借りている農園は水道設備がないので)

でも自然に任せておけば、大概は大丈夫です。

貸農園での野菜作り、収穫と次の植え付け準備

時々様子を見ながら、収穫時期を待ちます。
白菜などは、大きくなってきたら葉をまとめてひもで縛って、まとまりやすくします。
売っている白菜の外から紐をかけるイメージです。

収穫時期は、店頭でよく見る状態を参考にすると良いと思います。
野菜の種類によって違うと思いますが、一回収穫したら終わりのものと、暫くは収穫を続けられるものがあります。

収穫し終わったところは、根を取り除き、苦土石灰や肥料をまいて耕しておきます。
次の植え付けの準備です。
最初の「土づくり」に戻るのです。

後はこれらの繰り返しで、種類によって支柱で支えた方が良い物や、ネットを被せた方が良い物など様々です。

一つ気を付けておきたいのは、同じ場所に同じ種の野菜を続けて植えないこと。
連作障害を防ぐためです。
連作障害とは、簡単にいうと土中の微生物のバランスが崩れて、作物に害を及ぼす状況です。

続けても大丈夫な種もあるようですが、私は覚えきれないので必ず別の種を植えるようにしています。

まとめ

畑での野菜作りは、ダイナミックで楽しいものです。
あまり細かいことは気にせずに、大らかに楽しんでも大丈夫です。

基本的に土と太陽と雨が何とか育ててくれます(笑)
ちょっとくらいうまくいかなくても、農業としてやるのでないわけですから、気楽にやる方が楽しいと思います。

ここでは、初めて家庭菜園をやる人の初歩の初歩のガイドとして書きました。
野菜個々の育て方などは、調べてチャレンジしてみて下さい。

まずはここがスタート

レンタル農園での野菜作りの始め方
初心者でもできた!レンタル農園での野菜作りの始め方・準備編
初心者でもできた!レンタル農園での野菜作りの始め方・土づくり
初心者でもできた!レンタル農園での野菜作りの始め方・床づくり

この3つは超基本!これができたらあとは大体大丈夫ですよ✌

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